【後日談】卵巣嚢腫摘出術を受けて

卵巣嚢腫摘出術

手術を受けた感想

経過観察でもよいと言われていた卵巣嚢腫の摘出手術を受けてみて良かったかと聞かれれば、とても良かったと思う。

理由は2つある。

卵巣嚢腫という爆弾を抱えずにすむようになったこと

妊活に全力を注げること

担当の先生からは「卵巣嚢腫があっても妊娠は可能です。そうして妊娠されて、万が一、卵巣嚢腫の大きさが赤ちゃんの成長に影響をもたらしそうな場合は妊娠中に手術可能です。」

と言われていたので、実際妊活もしてみました(授かりませんでしたが…)。

ただ、自分が妊娠、出産を経験して思うことは

妊娠中に卵巣嚢腫摘出術をすることにならなくて本当に良かった。」

ということでした。

妊娠期間中に卵巣嚢腫摘出術を受けていたら…

自分が妊娠する前は、「妊娠中でも手術出来るなら、手術じゃなくて妊娠が先でもいいのかな。」

なんて甘いことを、本当に甘いことを考えていました。

私は妊娠5週目からつわりが始まり、口にしたものの全てを吐き戻していました。

トイレで頭を便器に突っ込みながら気を失いそうになったこともありました。

45Kgあった体重が39Kgになり、妊娠悪阻で入院しました。

「私、吐き続けて死なないかな…。大丈夫かな。このまま妊娠継続出来るのかな。」

そんな不安の中でようやく20週にしてつわりが落ち着くと、切迫早産になり寝たきりの日々…。

世の中のお母さん方はこんなに頑張って子どもを産み落としてるんだ…。

と本当に心から尊敬した日々でした。

妊娠中はホルモンバランスの関係で卵巣が腫れることもよくあるそうで、

実際妊娠中に卵巣嚢腫摘出術をされる方もいらっしゃいます(私の友人もしていました)。

それは赤ちゃんを守るために必要な手術、選択だと思います。

ただ、妊娠前に手術が可能なのであれば、手術をしておくに越したことはないと個人的には思います。

つわりが全くない方や、とても順調な妊娠経過をたどる方もいます。

ただ、自分がどんな妊娠経過を辿るかは妊娠してみないとわからない。と身をもって痛感しました。

(私も妊娠前は自分はつわりがないタイプな気がする!なんて能天気なことを思っていました。)

妊娠した時の自分に宿題を残すのではなく、今できることは今やろう。

そう思って手術を選択した当時の自分に妊娠中はとても感謝しました。笑

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