【経験談】卵巣嚢腫摘出術~退院編~

卵巣嚢腫摘出術

術後2日目 

体調は、昨日より良いものの動くと傷が痛むので、前かがみになりゆっくり歩いていました。

また、腹腔鏡手術では炭酸ガスを使用し手術をするため、術後もその炭酸ガスが体内に溜まっています。昨日はガスがお腹に溜まり、少し張るなという程度だったのが、今日はそのガスが肩や腕まわりに上がってきて痛痒いような感じがしました。

また、日中に医師に内診とお腹の傷をみてもらい、経過が良好だったため、硬膜外麻酔を抜いてもらいました。これによりシャワーが可能に!

久しぶりにシャワーを浴びて、とてもスッキリ。前もって痛み止めを飲んでいたからなのか、水に濡れても傷の痛みは感じませんでした。

その後は暇な時間があったら室内を出来るだけ歩くようにしていました。

術後3日目 いよいよ退院

傷の痛みはゆっくりと動けばそこまで気にならない程度まで回復しましたが、体内の炭酸ガスが肩回りを中心に溜まっている感じがして(体の向きを変えると痛いので)まだまだ本調子とはいかず…。

今日は朝から退院に向け、採血と診察がありました。

担当の先生
担当の先生

おはようございます。

経過も良好なので、予定通り本日

退院してもらって大丈夫です。

ただ、無理はせずに。

また2週間後に診察しましょう。

かも
かも

分かりました。

ありがとうございました。

退院時に痛み止めを1週間分処方してもらい、次回診察の予約、傷のケアについて指導してもらい退院となりました。

退院後の生活と注意点

腹腔鏡手術は、開腹手術よりも回復が早いといわれていますが、退院の時点で入院前と同様の生活が送れる程度に体力が戻っているということではありません。

以下に担当の先生より説明があった注意点を記載します。

退院後は無理をしない。

術後1か月は激しい運動をしない。

日々傷のケアを行い、腫れたり赤みがみられたら病院を受診する。

仕事復帰は術後2週間程度経過してからが望ましい。

私は仕事の都合により9日目に復帰となりましたが、初日はとてもしんどかったのを覚えています。

先生の言う通り、お休みがとれる場合は2週間程度ある方が安心ですね…。

術後1か月程度たてば、日常生活を問題なく送れるようになるといわれていますが、やはりそれも人それぞれです。

可能な範囲で周りを頼りながら乗り越えていきましょう。

次回、腹腔鏡手術後のお腹の傷のケアについて

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