手術適応
卵巣嚢腫は大きいからといって、診察の初めで手術が決まるわけではなく…
卵巣嚢腫は生理周期などでも大きくなる(腫れる)ことがあるみたいで、
経過観察(1か月おき)を2-3回繰り返し、卵巣嚢腫が小さくならないことを確認し、
手術を行うかどうかの選択が必要となります。
どうか、どうか、腫れが引いていますように。
願いは届かず、何度診察しても卵巣の大きさは少しも変わりませんでした…。
そんな…。手術嫌だなあ…。
医師からの言葉
CTの結果、卵巣の大きさが8cm、内容物は水でした。
悪性ではないですが、卵巣が大きく腫れているので
手術適応になります。
そうなんですね…。
出来れば早く子どもを授かりたいのですが、
一番早くて手術はいつ頃可能ですか?
一番早くて3か月後ですかね…。
さ、さ、3か月…。
医師からは卵巣捻転等のリスクはあるものの、定期的な診察を受けるのであれば経過観察も可能とのことでした。
出来るだけ早く妊娠したいと思っていた私は、経過観察でもよいのなら、経過観察にしよう。
そう心に決めて、医師へ経過観察のお願いをした。
卵巣嚢腫はあるけど、この状態で妊娠してはいけないわけではないし、
一旦、妊活してみよう。
経過観察から手術への変更
ではいつ、手術を決めたのか?
医師へ経過観察をお願いしてから約半年、妊活をしました。
しかし、コウノトリが降りてくることはありませんでした…。
妊活に関する情報や卵巣嚢腫摘出術に関する情報のSNSを積極的に見ていた時に
「卵巣嚢腫摘出術をした際に卵管通水検査ができる。」という記事を発見!
それを聞いた時、卵巣嚢腫も摘出できて、卵管通水検査も可能ならば
このまま妊活しているよりも一度手術してみよう!と思い手術に臨むことに。
卵管通水検査って?
卵管に生理食塩水を流し、その生理食塩水が左右の卵管へスムーズに通るかを評価する検査
検査実施後、卵管の通りがよくなることがあり、検査後1~6か月は妊娠しやすくなるといわれている。
通常の検査時は生理痛のような痛みが伴うといわれているが(個人差あり)、
今回卵巣嚢腫摘出術が全身麻酔なので、手術と一緒に行えば痛みはなし!(術後は除く)
今回の手術で、卵管通水検査を一緒に行うことは可能ですか?
可能です。
手術・検査の状況により、検査結果が
上手く得られないことがあることだけご了承下さい。
分かりました。手術をお願いします。
次回、卵巣嚢腫摘出術~事前検査・説明編~